2丁目激しい競争

新宿ニューハーフクラブ 老舗店の“禁断の果実”とは… 2011/05/28 15:49

2丁目にはびこる無許可店、激しい競争
「風俗営業の許可申請は警察署に一度来れば済んだ話なのに…」
ある捜査関係者は首をひねる。しかし、新宿2丁目では、ラ・セゾンにかぎらずクラブとしての営業許可をとらず、営業する店が多い。ある捜査関係者は「2丁目には、クラブとしての許可を取らなくていいという風潮がある」と打ち明ける。
同署によると、新宿2丁目周辺では環境浄化のため、毎月50件ほど立ち入り調査をするが、そのうち無許可営業の店は2~3割に上る。
その原因の1つとみられるのが、風営法などで定める営業時間の違いだ。「クラブ」として許可を得た場合、営業時間は午前1時までだが、「バー」などの深夜営業の飲食店ならば明け方まで営業が認められる。なるべく長く営業したい店側が「うちの店はバーですから」と言い張ることで、少しでも長く客の足をとどめようとしているわけだ。
客には深夜までの仕事を終えた芸能関係者やキャバクラなど風俗店の勤務後に来るホステスらも少なくない。1時で営業が終われば、売り上げが大幅に落ちる。
捜査関係者は「ああいうお店は深夜まで接客するのが売り。ばれるまで無許可で営業して元をとろうとしている店は多い」と話す。
2丁目には、無数のニューハーフクラブがあり、競争が激しい。無許可の違法店もあることなどから、同署でも、正確な店舗数は把握しきれないほどだ。
「厳しい競争を生き抜いていくには、無許可という禁断の果実を食べるしかないんだ」。2丁目に詳しい、ある常連客はこう話した。

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