ネットでストリップ中継 アクセス数稼ぎで過激化 産経新聞 2011/01/16 13:17
局部を隠して、全裸でダンス
「見える! 見える!」
BGMに合わせて踊る女性。一糸まとわぬ姿で叫びながら、体を激しく左右に動かしている。
話題となった動画が流されたのは、動画投稿サイト「ニコニコ動画」が提供する中継サービス「ニコニコ生放送」だ。女性は手に持ったポーチのようなもので下半身を隠し、胸には長く伸びた髪がかかった状態だったが、カメラに向けて尻を振りながら踊るシーンもあった。
この女性はほかにも、水着での入浴シーンや、露出度の高い服装での路上ダンスなどを中継。これらの動画は、コピーや編集を加えたものがネット上に出回っており、現在、女性のコミュニティーへの参加人数は5万5000人を超える。
動画投稿サイトでは、中継中に視聴者がコメントを書き込めることも特徴の一つ。サイトが人気を呼ぶ理由について、風俗ジャーナリストの村上行夫さんは「『かわいい』といったほめ言葉がもらえる上、アクセス数が出るから、自分の『順位』が分かりやすいため」と指摘。「視聴者を増やすために露出の多い服装をしたり、『胸を見せて』といった視聴者の要求に応えたりしてしまうことも多い」と、過激な行為に及ぶ投稿者の心理を分析する。
中には、「自分の作った歌や踊りをより多くの人に見てもらうために、“視聴率狙い”で服を脱ぎながら歌う投稿者もいる」(村上さん)という。
一方で、村上さんは「どうみても中学生ぐらいの女の子が下着姿になっていたり、友達同士でアクセス数を競い合ったりしている高校生もいる」と、低年齢化の可能性にも言及する。